フィラリア症は、蚊を介して犬の心臓や肺動脈に寄生する寄生虫が起こす病気です。
犬だけでなく、猫もかかります。犬フィラリアは成虫になると30cm にもなる糸状の寄生虫です。
犬フィラリアが寄生することで血液の流れが悪くなり、様々な障害が出現します。
放置すれば死に至ることもある、犬にとっては重大な病気です。
また、 猫の場合は主に肺に障害を起こします。
ところが、猫においては寄生する虫の数が少ないため診断が難しく、
咳、呼吸困難、嘔吐などの症状が出てきた時は生命が危険な状態です。
健康そうにみえても突然死亡することもあります。
今のところ猫の治療法は確立されておらず、最善の方法は事前の予防です。
フィラリア予防の時期は、地域によって開始時期が違います。
2017年06月19日更新