犬のコアワクチン
子犬では6週齢から8週齢で接種を開始し、2から4週間間隔で16週齢以降まで接種します。

6カ月または1年後に再接種(これをブースターと言います)した後は3年以上の間隔で追加接種を行います。

(狂犬病はコアワクチンですが日本の法律で毎年の追加接種が義務付けられています)


猫のコアワクチン
猫汎白血球減少症は犬のコアワクチンと全く同じです。
猫ウイルス性鼻気管炎と猫カリシウイルス感染症はブースターまでは同じですが、

室内で1頭飼いされているなど感染症の危険の少ない低リスク群の猫ではその後は3年に1回の接種が、

また、多頭飼育で室内と屋外を行き来するような高リスク群の猫では毎年の接種が推奨されています。


犬のノンコアワクチン
レプトスピラ病やパラインフルエンザウイルス感染症では、ブースターの後も毎年の接種を推奨しています。


猫のノンコアワクチン
猫免疫不全ウイルス感染症とクラミドフィラ・フェリス感染症ではブースターの後も毎年の接種を推奨しています。

猫白血病ウイルス感染症では、ブースターの後は2から3年以上の間隔での追加が必要とされています。

2018年03月07日更新
キーワード: ワクチン