犬の熱中症


熱中症は、ワンちゃんの命に関わることのある恐ろしい病気です。


いつも元気なワンちゃんに、以下のようすが見られたら「熱中症かも?」と疑ってみましょう。


 ぐったりして元気がない フラフラ歩く 呼吸が荒い
 よだれが大量に出る 体温が高い 食欲が不振


このうえ、さらに下痢、嘔吐、けいれんなどの症状が出たら、緊急状態です。


濡れタオルや水をかけるなど体を冷やす工夫をして、一刻も早く獣医師の指示を受けてください。


犬の熱中症の予防


・なるべく愛犬だけにしないようにする

・留守番させる際には下記に気をつける

室内温度が上昇しないようする(通気性の良い場所、エアコンなど)

水分は絶対になくならないように工夫する(数カ所に置く、取り付け型にする)

いつも寝ている場所などが暑くならないようにする(カーテンを閉める、ケージの置く場所に気をつける、クールマットを置く)

・車内で愛犬だけにしない、運転中もなるべく涼しい環境にする

・屋外に連れ出す場合

キャリーバッグなどは熱がこもりやすいので、こまめに観察する

水分をまめに取らせる

直射日光をさける

・日中の散歩は控え、早朝か夜にしましょう

・炎天下ではなく、日陰を歩く事も。その際にはたくさんお水を飲ませる



等々、お気を付け下さい。

2018年02月02日更新
キーワード: 動物病院